神社名 |
三津歳神社 |
---|---|
ふりがな |
みつとしじんじゃ |
宮司名 |
竹内 啓 |
電話番号 |
0896-56-2065 |
神社主な祭礼 |
旧暦1月9日 春季祭 5月8日 例祭 旧暦9月9日 秋季祭 |
神社主祭神 |
御歳神(みとしのかみ) 大歳神(おほとしのかみ) 若歳神(わかとしのかみ) |
神社由緒 |
通称を八将神社(はっしょうじんじゃ)と言い、社殿の所在する地を八将神山と呼ぶ。創建については不明であるが、拝殿正面前の石灯篭には文久二壬戌年(1862)と刻まれており、少なくともこの年には社殿が建立されていたことがわかる。「愛媛県神社明細帳」には「三津歳神社」と記載されている。三津歳とは「三つ年」のことで、「御歳神」「大歳神」「若歳神」の三神を御祭神としてところからできた名である。通称の「八将神」とは通常、陰陽道で吉凶の方位を司る「太歳神」以下の八神を指すが、詳細は不明である。 『川之江郷土物語』(森実善四郎著)には以下のような記載がある。「三津歳神社(八将神社)は式内・石上布都神社(西条市)の分神を勧請したものであろう。この社の御祭神は相殿七神及び極秘殿一神の武神八神である。神社が創建された文久年間は折りしも幕末の争乱期で、武道熱が高まっていた頃である。このような世情を反映し、また、石上神社(石の上)という名にふさわしい山上という立地条件もあって、この地に武神を勧請し、八将神社としたのではないか。その後、明治に入り、平和な世になると、殺伐とした武神よりも生活に密着した年神を祀る方が良いと考えられ、いつの間にか祭神も置き換えられ、年神を祀る三津歳神社となったのではないだろうか。」 古老により次のようなことが伝えられている。「ご神体は何度か盗難に遭った。盗んだ者は不幸や災難に見舞われる。地元の崇敬者の夢枕にご神体が立ち、ご神体の行方を知らせることが度々あり、何度盗難に遭っても結局は元の社殿にお帰りになる。」 |
神社鎮座地 |
四国中央市川之江町2177 |
氏神地域 |
〒799-0101 四国中央市川之江町 ※川之江町のうち馬場地区のみ |